nook便り2026.02.16

相続した家を「どうするか」決められないときに

最近、「相続した家についてどうしたらいいか分からなくて」というご相談をいただくことが増えています。

 

すぐに売りたいわけではないけれど、このまま空き家にしておいていいのかも分からない。
思い出もあるし、まだ使うかもしれない。
そんな気持ちのまま、時間だけが過ぎてしまっているというお話も少なくありません。

 

ここ青森県南エリアでも同様に、家を持つことが当たり前だった時代から、家をどう整理していくかを考える時代へと、少しずつ変わってきています。
ただ、「売るか、残すか」をすぐに決める必要はありません。
まずは今の状況を整理してみるだけでも、気持ちが少し楽になることがあります。

 

今回は、相続したけれど売るには少し難しいかもしれない――そんな物件について、実際のご相談をもとにお話ししてみたいと思います。

 

 

相続した家についてご相談をいただく中で、多くの方が同じようなところで立ち止まっていることに気づきます。

 

「いつか使うかもしれない」
「まだ手放す決心がつかない」
「安く売ることになったらもったいない気がする」

 

どれも自然な気持ちで、特別なことではありません。
実際には、売るか残すかをすぐに決められる方のほうが少なく、多くの方がしばらく様子を見ながら時間が過ぎていきます。

 

 

ただ、地方の不動産を取り巻く状況は、少しずつ変わってきています。
人口や世帯数の変化により、新しく家を探している人の数は以前より限られてきました。
また、築年数が古い建物については、購入後の修繕費用を考える方が多く、建物そのものの価値として評価されにくい傾向があります。ただ一方で、近年は住宅価格や建築費の上昇もあり、土地を購入して新築を建てる方自体が以前より少なくなっているため、「土地としてであれば売りやすい」とも言い切れないのが実情です。

 

それでも、それは「家の価値がなくなった」ということではなく、「家の役割が少し変わってきている」ということなのかもしれません。

 

ここまでお話しすると、
「やはり売るのは難しいのでは?」
と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

 

ただ、実際には少し違います。多くの方が悩んでいるのは、売れるかどうかよりも、「どう判断すればよいのか分からない」という点です。
思い出のある家だからこそ、価格だけで割り切ることができず、決断のタイミングを見失ってしまうことも少なくありません。

 

 

実際のところ、相続した家の整理にはいくつかの考え方があります。

そのまま定期的に維持管理していく方法や、我々のような不動産業者に依頼し、早めに売却して管理の負担をなくす方法もあれば、一定期間様子を見ながら販売する方法もあります。
リフォームをして賃貸物件として活用したり、空き家バンクを利用して地域の中で次の使い手を探すという選択もあります。

 

どれが正解ということではなく、それぞれの状況や気持ちに合った進め方があるということです。

 

大切なのは、「売るか残すか」をすぐに決めることではなく、今の状態を一度整理してみることです。
家を持ち続ける場合の負担や、売却した場合の流れを知るだけでも、これからどうするかを落ち着いて考えられるようになります。

 

実際にご相談をいただいた方の中にも、「話をしてみて、すぐに売らなくてもいいと分かって安心した」とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。

 

 

相続した家は、急いで結論を出さなければならないものではありません。
ただ、何も決めないまま時間が過ぎてしまうと、管理や気持ちの負担だけが残ってしまうこともあります。
だからこそ、一度立ち止まって今の状況を整理してみることが、次の一歩を考えるきっかけになるのかもしれません。

 

相続した家については、「売る」と決めてから相談する必要はありません。
まだ迷っている段階でも、今の状況を整理するだけで気持ちが少し軽くなることもあります。
もしどこから考えればいいか分からないときは、いつでもお気軽にご相談ください。

 

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ではまた。

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